静かなお盆帰省 上諏訪駅の乗降客例年の半分

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例年と比べ乗降客が少なかったJR上諏訪駅=8日午後0時15分ごろ、諏訪市

3連休初日の8日、お盆の帰省が始まった。今年は最大で16日まで9連休になる企業もあるが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、帰省も自粛傾向が出ている。11、12日が平日のため帰省ラッシュも分散化で、JR中央東線の特急「あずさ」や、中央道や長野道に大きな混乱は見られず、静かな帰省スタートになった。

諏訪市のJR上諏訪駅では、例年であれば帰省客や観光客が多く利用する盆休みの初日だが、「乗降客は例年の半分くらいの印象」(同駅)という。スーツケースを持った家族連れや、大きなリュックサックを背負った夫婦ら観光客は見られたが、帰省する家族を迎え入れる姿はあまり見られなかった。同駅によると「平日と変わらないほどの人出だった」という。

神奈川県から半年ぶりに帰省する40代の息子を夫婦で待っていた岡谷市の男性(75)は「私が病気をしてしまい、今後入院もするので会えるうちに会おうと思った」と話した。息子は3、4日滞在する予定で「3密を回避して過ごしたい」と不安を抱えながらも息子を迎え入れていた。

東京都から夫婦で訪れた男性(62)は、山梨県長坂市で用事があり、帰りがけに同駅に寄って諏訪地方で観光するというが、「1泊だけして帰りたい」と話した。神奈川県から訪れた男性2人組は、辰野町に住む友人に会って飯田市でラフティングを楽しむ予定という。

中央道の諏訪湖サービスエリア下り線では、多くの県外ナンバーが立ち寄っていた。松本市の実家へ一家4人で向かう東京都八王子市の男性(30)は「都から帰省自粛要請もでていて、最後まで迷ったが、両親に初孫を見せたくて思い切って帰省した。感染予防を徹底し、滞在も短期間にしたい」と話していた。

ホテル紅やサービスエリア事業部で同サービスエリアの吉澤幸太郎支配人によると、「人出は例年の半数以下」だという。中央道を管轄するネクスコ中日本は、「コロナの感染拡大により交通状況が大きく変動しており、渋滞予測が難しい」として、渋滞予測を発表していない。

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