新名物に夏秋イチゴを 富士見パノラマが栽培

LINEで送る
Pocket

今夏栽培を始めた夏秋イチゴ。奥田さんの指導で収穫するスタッフ

富士見町の富士見パノラマリゾートは今年から、夏秋イチゴの栽培を近くの農地で始めた。施設のウリとなる新たな資源を開発して育てるプロジェクト活動の一環。茅野市内の専門栽培農家、奥田一裕さん(奥田農園代表)の監修、指導でハウス1棟分、約750株を試験栽培し、スイーツの商品開発や生食販売も開始。「施設の新たな名物として育てたい」(同リゾート)と意気込んでいる。

国産夏秋イチゴは市場価値が高く、諏訪地方でも徐々に生産が広がっており、社員が事業化を提案した。スタートにあたり社内に「アグリ事業部」を新設。山野草公園の整備や希少植物釜無ホテイアツモリソウの保護、再生と併せて手掛ける専従スタッフ2人を配置した。

今年6月中旬、約135平方メートルのビニールハウスを設置し、地上から約1・3メートルの高さにプランターを配した「高設土耕栽培」、品種は果形がきれいな「サマープリンセス」を採用した。酸味があって生クリームとの相性が良く、生食、加工いずれにも向くのが特徴という。

先月4日に初採りし、毎日5キロほどずつ収穫を続けている。活用の第1弾として生食とジャムをふんだんに使ったかき氷を発売。「お客さんの反応を見ながら、第2、第3とメニューを打ち出したい」(同リゾート)としている。

同リゾートでは「レストランでの利用や土産品としての生食販売、摘み取り体験などさまざまな活用の可能性が広がる」と期待。奥田さんも「新たな客層を取り込む契機になるのでは」とエールを送っている。

おすすめ情報

PAGE TOP