保育園に米粉料理のレシピ提供へ 女性ネット

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地元産の米粉や野菜をふんだんに使ったかき揚げの試作に励む会員たち

辰野町の農家の女性でつくる「農村女性ネットたつの」(有賀智枝代表)は今年度、米粉など地元農産物を使った料理のレシピを、町内保育園へ提供するプロジェクトに取り組んでいる。園児に給食やおやつなどで味わってもらい、保護者を含む幅広い世代へ輪を広げて地域の食文化普及を図る初の試み。10月に一部食材の寄贈と合わせて各園で提供する計画で、オリジナルメニューを試作するなど意欲的に準備を進めている。

同会では、子どもたちに安心安全な地元食材に親しんでもらうための活動を検討。給食をきっかけに、家庭への地産地消の波及効果も期待できると考え、レシピを提供することにした。県農村生活マイスター協会と県農業委員会女性協議会の補助を受け、共同事業として企画した。

オリジナルメニューは、米粉のかき揚げ、米粉クリームのデザートの2品。かき揚げは米粉をつなぎに使い、カボチャにサツマイモ、ニンジンといった野菜を揚げる。デザートでは米粉に牛乳または豆乳、砂糖を混ぜてクリーム状にした後、リンゴやモモなどの果物をあえて調理する。

米粉は油の吸収率が低く健康的で、揚げ物を作る際はさくっとした軽い食感が楽しめる。今回はデザートも含めて小麦粉の代わりに使うため、グルテンフリーなどのアレルギー対策にも役立つという。今月行った試作では、会員が町栄養士の助言を踏まえて、米粉の分量や具材の大きさ、加熱時間などを細かく調整しながらレシピを仕上げた。

今後は27日に各園の調理員を対象に調理実習を開き、会員による実演形式でレシピを紹介。10月中旬に各園で給食とおやつのメニューにしてもらう。会員が自家栽培、製粉した米粉をはじめ、野菜や果物の一部も補助の範囲内で各園へ贈りたい考えだ。

有賀代表は「保育園はもちろん、家庭でも気軽に料理してもらえるレシピができた。子どもたちが地元農産物の魅力に気付き、食べる喜びを感じてくれたら」としている。

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