矢澤、山崎さん奨励賞 音訳図書製作活動で

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朗読録音奉仕奨励賞を受賞した矢澤満恵子さん(左)と山崎裕子さん

第50回記念「朗読録音奉仕者感謝行事」(公益財団法人鉄道弘済会、社会福祉法人日本盲人福祉委員会主催)の関東甲信地区の受賞者が発表され、諏訪地方からは長年朗読録音(音訳)活動を続けている矢澤満恵子さん(68)=諏訪市中洲=と山崎裕子さん(53)=茅野市泉野=の2人が奨励賞を受賞した。

全国に31万人以上いるという視覚障がい者らのために録音図書を製作するなどの活動をする人の中から、特に優れた朗読奉仕者を顕彰している。全国の点字図書を扱う図書館や社会福祉協会、視覚障がい者関係機関などから推薦を受けた人の中から、主催団体などで組織する実行委員会が審査、選考して各賞を決めている。

矢澤さんと山崎さんはいずれも、2013年1月から下諏訪町立図書館を拠点に活動する音訳ボランティア「やまびこの会」に所属。新聞や書籍などを朗読してCDやカセットテープに録音し、諏訪地域を中心とする県内外の視覚障がい者ら30~40人の元に定期的に届ける活動を行っている。

矢澤さんは、40年勤めた保育園で、本や紙芝居などを読んであげることの楽しさを知ったのがきっかけとなり、朗読録音活動を開始。「熱心で親切な先輩の指導に支えられてきた。これからも少しでも聞きやすい音訳図書を作れるよう努力したい」と話す。

山崎さんは、学生時代の国語教師から音読すると頭に入るという話を聞き、以前から音訳に興味を持ち、地元雑誌で知った同会に入会。「音訳は人の役に立つだけでなく、自分の理解も深まる。もっと音訳技術を磨いていきたい」と話している。

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