星ケ塔遺跡発見100周年 5日から記念企画

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5日から開く星ケ塔遺跡発見から100周年事業のPRポスター

下諏訪町東俣国有林内にある国指定史跡の星ケ塔遺跡が発見から100周年を迎え、町と町教育委員会は5日から記念事業を行う。青森県の三内丸山遺跡から出土した星ケ塔産の石鏃を展示するほか、研究者によるトークショーを開き、縄文文化の発展を支えた黒曜石の歴史に焦点を当てる。

星ケ塔遺跡は2018年に認定を受けた日本遺産「星降る中部高地」を構成する文化財の一つ。1920年、考古学者、鳥居龍蔵さんが竪穴住居跡を見つけたことから発掘された。これまでの調査で広さ約3万5000平方メートルの遺跡内から採掘跡が193カ所見つかっている。理化学的産地分析により、東北、東海地方など広い範囲で星ケ塔産の黒曜石が発掘されている。

記念企画展は同町の「星ケ塔ミュージアム矢の根や」で開く。三内丸山遺跡で見つかった星ケ塔産の黒曜石でできた矢じりなど、計10点を展示する。星ケ塔遺跡発見に至るまでの経緯や、諏訪地域から山梨県の縄文時代の黒曜石に関する資料の展示もある。11月8日まで。

トークショーは20日午後1時30分から、下諏訪総合文化センターで開く。全2部構成で、1部は徳島県鳥居龍蔵記念博物館の高島芳弘・元館長が星ケ塔遺跡発見の経緯について講演する。2部は井戸尻考古館(富士見町)の小松隆史館長、黒曜石に詳しい下諏訪町教育委員会の宮坂清さんなど専門家6人が登壇。映像を交えたディスカッションで黒曜石の魅力や鳥居さんの人物像について語る。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、トークショーは定員150人とする。要事前申し込み。参加無料。問い合わせ、申し込みは同町諏訪湖博物館・赤彦記念館(電話0266・27・1627)へ。

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