来月2機目完成へ 橋本さん製造の小型飛行機

LINEで送る
Pocket

小型機の2機目を11月にも完成させる橋本さん(左)。商社の関係者が見学に訪れ、関心を示した

茅野市西茅野の工場を借りて2014年から小型飛行機の製造に取り組んでいる元パイロットの橋本徹さん(70)=横浜市=は、2機目となる小型機を11月にも完成させる。今後は山梨県での滑走試験を経て、国交省の試験飛行に進む計画。「茅野を航空機文化の発祥地にしたい」と意欲を示している。

1機目は自身が乗るために製造したが、2機目は橋本さんが同工場を拠点に立ち上げた「茅野飛行機製造」が請け負う初の注文製造だ。1機目が製造に3年8カ月かかったのに対し、2機目は1年10カ月余りで完成までこぎ着けた。残る作業はエンジンの配線をつなぐだけという。

2機目は1機目と同じく、米国の自作機専門会社「ゼニス社」製のキットを組み立てた。両機とも2人乗りだが、2機目は「CH701」という機種で、10~15メートルほどの助走で離着陸できる「短距離離着陸機」。橋本さんは「1機目に比べて、慣れたこともあり組み立てやすかった。今回は揚力の高い機種なので飛行機の原点を学習しながら造ることができ、楽しかった」と話す。「アメリカのように、日本に航空文化の裾野を広めたい。小型機で空を飛ぶ楽しさを多くの人に知ってほしい」と話している。

2日には、小型機販売に関心のある神奈川県の商社から6人が橋本さんの工場を見学に訪れた。同社役員の垣添武士さんと川村亮さんは「小型機は災害時の迅速な移動にも役立つ」「日本だけでなく海外へも販売できたら。橋本さんにはアドバイザーになってほしい」などと期待を寄せた。

おすすめ情報

PAGE TOP