新山保育園来年度建て替え 伊那市方針

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2021年度に建て替えられる新山保育園

伊那市は、同市富県の新山保育園を2021年度に建て替える方針を決めた。11月ごろから現園舎の解体工事に取り掛かり、21年5月に新園舎の建設工事に着手、同12月末までの完成を目指す。供用開始は22年1月の予定。工事期間中は現園舎の一部と隣接する旧新山診療所を仮園舎として使用する。

同保育園は園児数の減少に伴い09年度から一時休園となったが、地域住民による園児確保の取り組みにより14年度に再開した。9月1日現在の園児数は24人。現園舎は建設から50年以上が経過し、老朽化が進んでいることから、市は建て替えを決め、地元と協議を進めていた。

計画では、新園舎と給食調理場を現在地に建設する。新園舎は木造平屋建てで、延べ床面積は約300平方メートル。六角形のリズム室・幼児保育室を備え、異年齢合同保育や行事の目的に合わせ、可動式の家具などで多目的に利用できるようにする。地域産材を活用した木のぬくもりが感じられる施設とし、ペレットボイラー・ストーブも設置する。定員は3歳未満児を含めて30人の予定。

また、給食調理場は鉄骨平屋建てで、延べ床面積は約270平方メートル。新園舎西側に建設し、保育園とは渡り廊下でつなげる。新山保育園の給食は現在、富県保育園で作られているが、完成すれば新山保育園と新山小学校の共同調理場となる。

今年度は仮園舎の整備、解体工事、新園舎の設計を行い、21年度当初予算案に建設費を計上、建設工事に着手していく方針だ。

市子育て支援課によると、園児数はここ数年、25~30人ほどで推移している。新山地区は市の「田舎暮らしモデル地域」の指定を受け、地域ぐるみで移住定住の促進に取り組んでいる。3月には子育て世帯向けの「田舎暮らし住宅」が完成し、その効果も期待されている。

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