”アコーディオン人生”の本出版 八幡さん

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発刊した「アコーディオンこそ我が人生」を手にする八幡正雄さん

「町の音楽家」として知られる八幡正雄さん(95)=諏訪市湖岸通り=が、カフェ天香文庫(茅野市)から、「アコーディオンこそ我が人生」を出版した。15歳で旧国鉄に入り、母に頼んで買ってもらったアコーディオンで機関士の仕事をしながらの演奏活動から、退職を前に自宅横に念願の音楽喫茶シャモニーを開いて繰り広げた約80年の音楽人生をA5判67ページにまとめた。

「少年時代」「アコーディオンとの出会い」「音楽喫茶シャモニー」「新聞記事から」「音、それは人生のすべてだ」の5章で構成した。高等小学校の恩師の言葉、アコーディオンを始めたきっかけ、独学で学び国鉄仲間とのクインテット、出征を免れ救われた命、傷痍(しょうい)軍人の病院への慰問、定年の1年前に開店した喫茶店で30年間続けたカラオケ教室、大物歌手の伴奏、人生の節目のメモリアルコンサートなどの思い出がよみがえる。

右耳は全く聞こえず、左耳も補聴器でわずかに聞こえる八幡さんだが「音、それは人生のすべてだ。音楽に国境はない」と熱く語り、今でも楽器は運んでもらうものの、依頼があれば出掛けている。「人生のすべてを収めた本ができ感無量」と話す。

かふぇ天香内で開く「誰でも作家教室」に通い、住吉克明講師の編集協力で完成した。非売品。同店で読むことができる。問い合わせは同店(電話0266・55・6088)へ。

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