2020年11月25日付

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全国的に新型コロナウイルスの感染拡大の波が押し寄せている。コロナ対策は決して気を抜いてはいけないのだが最初に感染が拡大したころに比べて人々は現状を比較的冷静に受け止められるようになった。日本社会はただコロナを恐れるだけでなく、それに対応すべく変化しているのだ▼市民生活では、巣ごもり生活が始まって以来「ネットスーパー」が急成長。家にいながら店頭に並ぶ大抵の商品が購入でき、重たくかさばる商品も自宅まで運んでくれる。主婦層を中心に人気だという▼しかし日本経済の回復スピードは他国より遅いとされ、コロナの影響による解雇や雇止めは7万人を超えたと厚労省が明かすなど、雇用を取り巻く環境は一層厳しさを増している▼そんな中、コロナで一時的に雇用過剰に陥った企業が従業員の雇用を守るため、人手が足りない企業等に従業員を出向させる「雇用シェア」が注目されてきた。航空会社のCAらが家電量販店に出向した話題は記憶に新しい。老舗旅館が病院へ、観光バス会社が運送会社へ、旅行会社がそば屋へ出向させるケースもあり、新たな雇用形態が生まれている▼アフターコロナを見据え確実に社会は変わりつつある。これからも経済や雇用、生活様式などあらゆる面で変化していくだろう。コロナがなければ生まれない変化。しかしいや応なしにやって来る変化に対応していかなければならないのだ。

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