大学生の就活最終盤 上伊那ふるさと就職面接会

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2017春卒業予定の大学生らを対象にした「ふるさと就職面接会」(伊那公共職業安定所、上伊那若者人材確保連携協議会主催)が18日、伊那市のいなっせで開かれた。昨年より2カ月早い6月に面接などの選考活動が前倒しされたことを受け、就職活動は最終盤。地元就職を考える上伊那出身者を中心に46人が参加し、地元企業の人事担当者と面談した。

学生の帰省に合わせて毎年この時期に開催。参加企業数は60社で、昨年より3社増えた。企業側の採用意欲は高いが、学生優位の「売り手市場」といわれる中で、人材確保に苦慮。同協議会事務局の伊那職業安定協会によると、上伊那の多くの企業で採用計画を達成できていない状況があるという。

一方、学生の参加者数は大学32人、短大3人、専修8人、既卒者3人で、昨年より19人減った。採用スケジュールの前倒しもあって既に多くの学生が採用内定を得ているとみられ、参加者は限られる形となった。

参加した学生たちは受け付けで「自己紹介カード」を受け取り、名前や学校名、学部、学科、希望職種などを記入。参加企業の一覧表を見ながら、関心のある企業のブースを回って事業内容や求人状況を聞いた。

地元へのUターン就職を考えているという愛知県の大学4年生の男性(22)=伊那市出身=は「短期決戦といわれる中でやや出遅れてしまった。まだ内定をもらえていないので、もう少し職種を広げて検討したい」と真剣な表情で話した。

伊那職安の西澤和巳所長は「売り手市場の中で中小企業の人材確保は大変な状況にあり、こうした機会にぜひ地元就職につなげてほしい」と期待。同協会の原正憲雇用管理委員長は「上伊那にも良い企業がたくさんあることを知ってほしい。個々の企業では限界があるので、オール上伊那で取り組んでいきたい」と話していた。

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