疫病退散ぬりえ 春日さん最優秀賞

表彰状と副賞の商品券を手にする春日幸代さん(前列中央)ら受賞者
茅野市の茅野駅前商業会は29日、「疫病退散!ぬりえコンテスト」の表彰式を駅前縄文公園で開いた。305点の応募作品から最優秀賞に選んだ同市の会社員春日幸代さんをはじめ、優秀賞2人、佳作3人の計6人を表彰。平澤英則会長が表彰状と加盟店で使える商品券を贈った。来年1月末まで全作品を同公園に展示する。
新型コロナウイルスの影響で行事が中止となる中、誰でも楽しめる塗り絵でまちを元気にしようと企画した。疫病退散に御利益があるとされる妖怪「アマビエ」と、「諏訪の龍神さま」をデザインした台紙を加盟店などに置いて応募を呼び掛けた。
アマビエを乗せた龍神さまが夜明け前の空を飛んでいるイメージの作品に仕上げた春日さん。「賞に選ばれるとは思ってもいませんでした。お店を巡って商品券で好きな物を買いたい」と喜んだ。平澤会長は、応募者全員に参加賞として500円分の商品券を贈ったことを明かし「駅前商業会が元気になれば」と期待を込めた。
駅前縄文公園では同日からイルミネーションの点灯が始まった。来年1月末までの毎日、午後4時から午前0時まで点灯する。