上伊那地域の出初め式 中止や縮小の動き拡大

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消防団員の士気を高めた今年1月の出初め式=駒ケ根市

新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、上伊那8市町村では、来年1月に予定の消防団出初め式の中止や規模縮小の動きが広がっている。駒ケ根市は、1月10日に予定していた市消防出初め式を中止すると発表した。年末年始に人が往来することによる感染者の増加を懸念し、来場者や関係者の安全を第一に考え、11月30日の臨時団幹部会で中止を決めた。

火災予防の意識向上を目的に行う出初め式。駒ケ根市では例年、団員をはじめ、団員の子どもらでつくる子ども隊の隊員、日赤奉仕団員ら約400人が参加して、同市中央の広小路から市文化会館まで行進。市長や消防団長の観閲を受け、文化会館での式典で功労のあった団員や団体、永年勤続者らを表彰する。

市の担当者は「中止はこれまで聞いたことがない」。市消防団の北原義康団長(57)は「残念ではあるが、団員や関係者の安全を優先した」と話した。市は表彰式の代替案を検討している。

中川村も11月28日の消防団分団長会議で中止を決定。宮田村も中止の方向で検討している。

一方、飯島町は1月10日に行う予定だが、 市中行進を取りやめるなど規模を縮小。辰野町は1月10日に人数を減らして市中行進や式典を行い、式典は動画配信も計画している。南箕輪村は1月17日に1週間延期し、市中行進や観閲式をせず、式典のみを行う。

伊那市と箕輪町は感染状況を踏まえて、今後実施の可否を判断する。

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