冬の八ケ岳登山安全に 遭対協が相談所開設

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天狗岳に登る登山者に安全登山を呼び掛ける遭対協の高橋正男隊長(左)=唐沢鉱泉

諏訪地区山岳遭難防止対策協会(遭対協)は26日、八ケ岳連峰の美濃戸口、奥蓼科、唐沢鉱泉の3カ所の登山口に冬山登山相談所を開設した。隊員が装備や登山届の提出の確認、登山道の情報提供などを行い、登山者に安全登山を呼び掛けた。

このうち、今月2件の山岳遭難事故が発生している天狗岳への主要登山口・唐沢鉱泉では、高橋正男隊長が日帰り登山者らに声掛けを行い、「悪天候の前に下山するなどの安全登山を心掛けてほしい」と登山者にアドバイスを送っていた。静岡市から訪れた西尾哲也さん(28)と川村拓さん(27)は日帰りで天狗岳に登るといい、「無理をせず、山を楽しみたい」と話していた。

相談所は30、31日、1月9日にも開設する。茅野署と遭対協によるパトロールは、30、31の両日、それぞれ日帰りで実施する予定。例年開いている山小屋相談所は、今回は開設しない。

同署などによると、今年の八ケ岳での山岳遭難事故件数は25日現在で32件(前年比8件増)。遭難者は33人で、内訳は死者5人、行方不明1人、負傷者18人、無事救助9人。

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