世相は七分五厘 箕輪南宮神社で御筒粥神事

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大釜で炊き上げた後、神職へ託される御筒粥=箕輪南宮神社

箕輪町木下の箕輪南宮神社で9日夜、1年間の世相や農作物の豊凶を占う「御筒粥(おつつがゆ)神事」が行われた。同神社の祈年祭(初祭り)の宵祭りに合わせて実施する伝統行事で、釜でヨシの筒粥を炊き、米の入り具合で占った。ご託宣によると、世相は「七分五厘」で、昨年を2厘上回った。

占いは世相のほか、さまざまな作物と四季の気候を含めた計37項目。項目と同じ本数のヨシを編んで束にし、米5合と小豆3合と一緒に大釜で2時間余り炊いた後、ヨシを1本ずつ割って占った。

それぞれの出来は小豆、ジャガイモ(馬鈴薯)、キャベツ(甘藍)の3種が「極上」、苗代、晩生稲、ナシの3種が「上々」。一方でトウモロコシ、ニンジン、カブ(蕪菜)、ネギ、リンゴの5種が「下」となった。気候は春が「中」、夏が「上々」、秋が「上」、冬が「中ノ下」。

唐沢克忠宮司は、世相の占い結果について「早く新型コロナウイルスが収束し、明るい世の中、活気のある世の中になるよう願う。昨年より良い結果が出ているので気持ちを前向きに、希望を持って過ごしてほしい」と話した。

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