飯島中プール老朽化 B&Gプールで水泳授業

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飯島町は2021年度から、老朽化が激しい飯島中学校のプール使用を中止し、代替策として約2キロ離れた七久保地区にある町B&G海洋センター屋内プールに生徒を送迎して水泳の授業を行う。7月にマイクロバスを15日間運行。町は15日に発表した21年度一般会計当初予算案に、送迎を民間事業者に委託する費用として148万5000円を計上した。夏季の夜間に営業しているB&Gプールの新たな活用にもつなげる。

学校敷地内にある飯島中のプールは1975年に造られ、45年以上が経過して近年は漏水やろ過機の故障など不具合が相次いでいた。過去4年間の年間平均の維持費は220万円で、うち修理費は約100万円に達している。

送迎してB&Gプールを活用することについて町教委は「ランニングコストを考慮した結果」と説明。同様事例について「上伊那地方の中学校では初めてではないか」としている。

マイクロバスは3台体制で、学校とB&Gプール間を授業時間に合わせ送迎。シーズンを通した水泳の授業時間は現行通り確保し、各日1時限だったのを2時限にして送迎時間のロスを圧縮する。

また町は、町内の医師が22年度の開設を目指して準備を進めている病児、病後児保育施設の建設を支援する。21年度一般会計当初予算案に3612万8000円を盛り込んだ。現在は駒ケ根市内の病児保育室に委託しており、年間平均で90人前後の利用がある。計画する町内施設では平日を中心にした受け入れで定員5人を予定。町は駒ケ根市と町内施設の併用を考えている。

21年度の町の一般会計当初予算案では、このほかにも教育、生涯学習関連の費用を計上。小中学校のICT教育では支援員を配置するほか、飯島体育館は1億312万円をかけて改修する。町内で人気が高まっている囲碁ボールについては、将来的な世界大会派遣も見据えて全国的な大会への参加や用具の整備費用などを盛った。

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