旧東バル跡地 活用案に県内外から関心

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民間事業者から活用に向けた意見・提案が多数寄せられた旧東バル跡地

諏訪市湖岸通りにある旧東洋バルヴ諏訪工場跡地(諏訪湖イベントひろば)の活用プロジェクトで、諏訪市が実施したサウンディング型市場調査に県内外の16企業団体から応募があったことが、市企画政策課への取材で分かった。さらに市民から7件の提案が寄せられており、旧東バル跡地に対する民間事業者や市民の関心の高さが改めて浮き彫りになった格好だ。

旧東バル跡地は、2006年7月に諏訪市が取得した約7万3000平方メートルに及ぶ諏訪湖畔の広大な土地。約9700平方メートルの工場建屋があり、諏訪圏工業メッセなど各種イベント会場や映画の撮影場所などとして利用されている。

跡地の活用に向けては19年3月、市が基本構想を策定。昨年7月には建屋活用の3案を比較検討し、老朽化した建屋を解体して新施設を整備する「新築」が妥当とした。ものづくり機能や産業支援機関を集約する案を同プロジェクトの専門委員会に示し、了承を得ている。

市場調査はものづくりのほか、主に民間活力で導入を目指すコミュニティ(防災)や医療・健康、観光といった機能について、民間の投資機運や適切な事業手法を把握するのが狙い。1月下旬には対話調査が市役所で行われた。市民からは「ひろば内でやりたいこと」を募った。

市企画政策課は取材に対し、「想定以上の反響があった。多くの皆さんにひろばの活用に関心を持っていただいており、大変ありがたい」とし、「対話を通してさまざまなアイデアを聞いた。精査した内容を参考にしながら、基本計画のたたき台作りに生かしていきたい」と話した。

市は21年度早々にも専門委員会を開き、市場調査の内容を報告し、施設内容や事業計画を整理した「基本計画」の策定に向けた議論をスタートさせる。基本計画は7月の策定を目指している。

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