”写実人形”想い込め 後藤さん人形展

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志村けんさんなど実在の人物を題材にした人形と後藤さん

宮田村大田切の主婦、後藤和子さん(76)は、人形展「想いを人形に込めて―志村けん追悼・東日本大震災10年を迎えて」を28日から、同村町二区の梅が里ギャラリー手づくり屋で開く。新型コロナウイルス感染で死去したコメディアンの志村けんさんや同村の小田切康彦村長など、実在の人物をモデルに制作した約70体を展示している。入場無料。

後藤さんは2008年12月、翌年の「えと」作りで人形制作に着手。伊那市で開いていた人形作品展を鑑賞したことも、「自分だけの作品ができる」と後押しとなり早速、辰野町在住の作家に師事し制作を本格化した。

人形制作専用の粘土を駆使し、初めて作品化したのが、新聞で見た「巨大カボチャに座る子ども」。以後は、娘や孫など身近な人物のほか、新聞やテレビで見た実在の題材を作品にした。

志村けんさんは、昨年3月29日の死去に伴い「皆を喜ばせてきた人だけにしっかり仕上げたい」と着手。志村さんの代表作「バカ殿」や「天才!志村どうぶつ園」での元気なころの姿を作品にした。

また、東日本大震災から10年に合わせ、被災地を見舞った上皇后にスイセンの花を手渡す被災者、パンと牛乳だけの給食にも喜びを見せる子どもたち―など、報道で目にした様子を再現。同村に本部を置く日本聴導犬協会の有馬もと会長と職員や犬、同村と関係の深いスピードスケートの新谷志保美選手、小平奈緒選手など着衣や表情もすべて手作りで忠実に仕上げている。

後藤さんは「自分が楽しみながら作った作品。見て笑って楽しんでほしい」と話している。

4月4日まで。開場は午後1~4時。最終日の午後2時からは、人形作りや組子細工の体験もある。問い合わせは手づくり屋(電話0265・98・7749)へ。

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