花田養護聖火リレーチーム 本番に向け試走

LINEで送る
Pocket

実際のコースで試走を行った花田養護学校聖火リレーチームのメンバー

新型コロナウイルス感染症に伴い1年延期された東京五輪の聖火リレーがスタートし、長野県内は4月1日と2日に14市町村を巡回する。2日に行われる諏訪市の聖火リレーに出場する花田養護学校(下諏訪町)高等部の生徒7人が28日、諏訪湖畔のコースを試走し、担当場所を確認した。

諏訪市の聖火リレーは、原田泰治美術館前を午後3時10分にスタートし、諏訪湖間欠泉センターまで走る約2.5キロのコースで行われる。同養護学校の生徒たちは、石彫公園付近の約210メートルを担当。メンバー7人が、それぞれ30メートルずつ走って聖火をつないでいく。

生徒たちは、昨年は聖火リレーの中止決定で落胆したが、すぐに気持ちを切り替えたという。1年延期しての実施を喜び、今年2月から本番に向けた練習を開始したという。学校の体育館などを使い、職員が実際のトーチと同じ大きさ、同じ重さで作ったレプリカを持って練習を重ねてきた。

28日は、実際に走るコースで、保護者と一緒に試走。県の担当者から当日の流れや、聖火の受け渡し方法などの説明を受け、みんなで一緒に走りながら、それぞれが担当する場所を確認した。

メンバーの練習をサポートしてきた同校高等部の胡桃薫教諭(57)は「当日は火のついたトーチを持つので心配もあるが、本番に強い子たち。しっかりやってくれると思う」と話している。

試走を終え、手ごたえを感じたという主将で第1走者の生徒(17)=松本市、高等部新3年=は「ぼくたちと同じ障がいを持っている人たちの希望になれるよう一丸となって走り切りたい」と話していた。

第5走者の生徒(17)=岡谷市本町、高等部新3年=の母・関みほ子さんは「わが子が選ばれてうれしい半面、不安もある」と親の顔をのぞかせるも、「4月2日は世界自閉症啓発デーで、走る子どもたちを見て障がいに対する理解が深まればうれしい」と期待も寄せていた。

おすすめ情報

PAGE TOP