駒ケ根の天竜かっぱ祭り 30年余の歴史に幕

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駒ケ根市下平の天竜かっぱ広場を主会場に開く夏の風物詩「天竜かっぱ祭り」の実行委員会は21日までに、今後の祭りの開催を取りやめる方針を決めた。コロナ禍の影響に加え、祭りを担う関係者の高齢化や運営費用の課題などから総合的に判断。2019年8月に開いた前回祭りを最後に、30年余の歴史に幕を閉じた。

市内の東伊那、中沢、下平の3区で構成する実行委によると、新型コロナウイルスの影響で祭りを中止した昨年、今後の在り方について問う住民アンケートを実施。この中で運営に携わる関係者の高齢化や寄付金を集める難しさ、イベントのマンネリ化などを指摘する声が寄せられたという。その後、3区と祭りの検討会議で今後の対応を協議。閉幕もやむを得ないと判断し、実行委を解散することにした。

かっぱ祭りは市内の東西を結ぶ天竜大橋の完成を記念し、1989年に「天竜ふるさと祭り」としてスタート。夏の一大イベントに発展し、2013年の第25回から現在の名称になった。最後の開催となった19年の第31回では市外からも多くの来場があり、夜空を彩る約2800発の打ち上げ花火などを楽しんだ。

今年度の実行委員長を務める東伊那区の新井幸徳区長(65)は「閉幕は残念だが、3区が培ってきた絆は変わらない。今まで協力してくれた皆さんに感謝したい」と話している。

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