「笹離宮」きょう開園 展示第1弾は源氏物語

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源氏物語をテーマにしたクレイジーキルトなどを展示している笹離宮の清風萬里館

茅野市玉川の蓼科笹類植物園「笹離宮」は29日から、冬期休館明けの営業を開始する。今年度は入園料を半額(中学生以下は無料)にする。園内の清風萬里館を会場とする展示第1弾は、源氏物語を共通の題材にした80代と50代の女性2人によるクレイジーキルト・日本刺繍とかな書。5月1日午後1時半から関連の講演会もある。

クレイジーキルトは山梨県北杜市長坂町在住の笹野桂子さんの作品。不規則に布を縫い付けるアップリケキルトの一種で、30年前から取り組む。「キルトの中に刺繍で源氏物語の世界を」と70歳で日本刺繍を習い始めた。カラフルな端切れをかがり縫いなどでつなぎ合わせた土台に、絹糸で一針一針丁寧に刺して描いた紫式部の姿や花、和歌などを施した120センチ四方の作品など、大作5点を展示。

かな書は、北杜市小淵沢町在住の書家、大庭玉楊(本名奈保子)さんの作品。与謝蕪村を愛した俳人で書家の祖父の影響を受け6歳から師匠について精進。「女たちのこひうた」と題し、光源氏が詠んだ「花散る里」「桐壺」などを流れるようにしたためたミニ額4点が並ぶ。

講演は、源氏物語研究者の松下佐智子さんが語る。定員20人(残りわずか、参加費1500円)。初日は入園無料で、午後1時30分からお神楽も舞う。火~木曜日休館、GW中は開園。問い合わせは同園(電話0266・79・7136)へ。

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