1964年五輪記事スクラップ 高遠高で公開

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高遠高校図書館が五輪コーナーで公開した1964年の新聞記事のスクラップ

高遠高校(伊那市)は4月30日、卒業生が製作した1964年の東京五輪の新聞記事をまとめたスクラップブックを、同校図書館で初公開した。最初に閲覧したのは同校図書委員らで、表紙をめくってすぐ、目に飛び込んできた聖火の写真の迫力に「すごいな…」。57年前に先輩が作った新聞の切り抜きの出来栄えと、当時の五輪の盛り上がりに驚きの声を上げた。

スクラップブックは65年3月卒業の金子幸男さん=東京都=が在校時に自作したもので、2年前に当時の資料とともに母校に寄贈した。「高遠高校の歩み」によると、同校は64年10月6日に行われた東京五輪聖火リレーで辰野町の 信濃川島駅から上島バス停までの1・2キロを担当し、生徒会役員や各学級、クラブの代表ら23人が一団となって聖火を運んだ。金子さんは代表団の一員として走った。
 
東京五輪の開幕まで3カ月を切っていることから、同校図書館が館内に「東京オリンピック・パラリンピック今昔物語」コーナーを開設。書籍や資料とともにスクラップブックを飾り出した。
 
新聞記事は競技別に整理されていた。バドミントン部の生徒(17)は「あれ、バドミントンがない」とびっくり。教職員から「まだ、正式競技になっていなかったんだと思う」と説明されて、時代を実感した様子だった。写真部に所属する生徒は「カラー写真とかもあったんだ」と驚いた様子。連続写真を見つけて「デジタルの今なら簡単だろうけど、フィルムカメラでこんなに撮れていてすごい」と感心していた。

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