ワクチン接種の予約再開 駒ケ根市

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駒ケ根市役所に設置された予約サポート会場。常駐するスタッフが無料で対応する

駒ケ根市は8日、受け付けを停止していた高齢者対象の新型コロナウイルスワクチン接種の予約を再開した。65~74歳の市民が対象で、電話予約の殺到による混乱を避けるため、インターネットによる申し込みの支援体制を構築。市役所や支所などに予約サポート会場を設置しているほか、高齢者が利用する商店街などの13店舗・事業所を「予約サポート協力店」として委託し、パソコンやスマートフォンの操作に不慣れな人の申し込みを支援している。

同市では集団接種の予約を4月26日から受け付けたが、初日から電話予約が殺到。3回線用意した専用電話はつながりにくい状態が続き、市民から苦情も寄せられた。市は8日の予約再開を前に受け付け体制の強化を検討。新たに民間委託のコールセンターを設置して専用電話を10回線増やしたほか、より確実な手段としてインターネット予約の利用を促すことにした。

高齢者のワクチン接種予約を支援する「和スイーツ圓月堂」の浦野利彰さん(右)

市役所と中沢・東伊那両支所、赤穂公民館には予約サポート会場を設置。運営は伊那バス観光(伊那市)と駒ケ根テレワークオフィス「Koto」(駒ケ根市)に委託し、常駐するスタッフが来場者の予約を無料で支援する。

予約サポート協力店は高齢者が日頃足を運ぶ店舗などで支援を受けられる体制を構築しようと、市の呼び掛けで実現した。いずれも予約制で希望する場所と時間を選び、各店舗・事業所のパソコンを通じて申し込むことができる。

広小路商店街の和菓子店「和スイーツ圓月堂」では、事前に5人から支援の申し込みがあったという。店内では高齢者から必要事項を聞き、パソコンで接種日を予約している。来店した女性(71)は「QRコードの読み方も分からなかったので助かる。スマホを持っていない人もいるので支援はありがたい」と感謝。店主の浦野利彰さん(61)は「個人情報を扱うので緊張感はあるが、お店なのでお客さんと接するように対応したい」と話していた。

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