岡谷太鼓まつり 昨年に続き中止

LINEで送る
Pocket

岡谷市の夏の風物詩である第52回市民祭「岡谷太鼓まつり」の主催者会議は22日、市役所で開き、8月13、14の両日に予定していた今年の祭りの中止を決めた。新型コロナウイルスの終息が見通せないことから昨年に続き中止を判断。来年の開催に期待し市民の思いを次回につなげる目的で代替事業を検討している。

太鼓まつりは市、岡谷商工会議所、市観光協会、区長会が主催。間口60メートルのメインステージで打ち鳴らす300人そろい打ちなどで勇壮な和太鼓演奏を披露し多くの観客を魅了する伝統の催しで、例年、2日間で10万人を超える人が訪れる。

実行委事務局は会議で、打ち手ら出演者を交えて協議してきた経過を報告。感染予防のため太鼓練習など当日に向けた準備ができていない状況や来場者や出演者の感染防止対策の徹底が難しいことなどを中止の理由とした。

代替事業についても検討内容を報告。過去の祭りの映像などで作る番組をエルシーブイ(諏訪市)チャンネルで放映し、レイクウォーク岡谷店内に設置する大型モニターでも流す。店内に直径2メートルの平胴大太鼓など祭りで使用している太鼓、過去50回分の祭りポスターなどを展示し太鼓を身近に感じてもらう。

次回祭りのポスターデザインを募るコンテストも検討している。入賞作品を飾る場を設けるなど「いろいろと(構想を)膨らませていきたい」と事務局。会議の出席者からは「伝統の祭り。縮小開催より中止がいいと思う。来年につなげるため代替事業をぜひ実施して」「ポスターデザインコンテストのような市民参加の催しは取り入れてほしい」などの声が聞かれた。

今井竜五市長は「中止はやむを得ない」としつつ「岡谷の音風景がない盆は寂しい」と祭りのない夏を迎える悲しさをにじませた。一方「代替事業で祭りをアピールし、来年は盛大に開催したい」と次回に向けた意欲も見せた。

おすすめ情報

PAGE TOP