天寄せ作り地場産業に理解 諏理大学生

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高田さんらが作って来た天寄せを味わう学生たち

公立諏訪東京理科大学(茅野市)のスイーツ研究部は27日、同市のワークラボ八ケ岳で天寄せ作りをした。4月に発足した同部第1弾の実技としてキッチンのあるワークラボに協力を依頼し、寒天製造のイリセン(諏訪市)とつながった。参加した部員13人は、地場産業の現状に理解を深めながら「フルーツ入り寒天寄せ」作りを楽しんだ。

イリセン社長の茅野文法さん(40)が冬の寒さを生かした寒天作りの工程を説明した。近年は暖冬が多く製造期間が短くなる中、「気候に左右されない商品作りをしている」として寒天入り中華風スープなどを紹介。学生は試食しながら耳を傾けた。

天寄せ作りはワークラボ近くに住む主婦で料理経験の長い高田みどりさん(71)から手ほどきを受けた。男子学生も多かったが、水で軟らかくした角寒天をちぎって火にかけ、煮溶かす作業などを和気あいあいと進めた。

作りたては冷蔵庫で冷やして固めるまで時間を要するため、高田さんらが作って来た、小豆やキウイフルーツなどが入った天寄せを味わった。工学部1年のスイーツ研究部部長(18)は「部員のみんなが寒天スイーツをおいしいと言ってくれてよかった。『作ってみよう』ってなればとてもうれしい」と話した。

高田さんは「学生たちのやる気を感じた。県外出身の学生には帰省した時に天寄せを作って振る舞ってもらえれば」と望んだ。

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