諏訪湖スタジアム命名権 契約前向きな事業者も

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諏訪市が募集している市有施設「諏訪湖スタジアム」のネーミングライツ(命名権)の命名権者の募集は、10月14日の締め切りまで約1カ月になった。市教育委員会スポーツ課によると、諏訪地域の事業者から数件の問い合わせがあり、命名権者になることに前向きな意向を持つ事業者もいるという。同課は「市民に親しんでもらえる名前を付けたい」と話している。

命名権は、施設名に企業名などを付与する権利で、自治体にとっては命名権料による自主財源増につなげる狙いがある。市内の公共施設に取り入れるのは初めて。事業者からの問い合わせでは「想定している契約金額の設定はあるのか」といった募集項目の内容確認が多い。「(命名権者に)決まったらどんなPRができるのか」との質問もあるという。

同課によると、報道などを通じて7月下旬に募集開始を発表した当初は各方面で話題になったが、最近はややトーンダウンしてきているという。「市内ではこれまで導入事例がないので、名前がどう活用されるのかイメージが湧かないのかもしれない」と話す。

市は命名権料を設定していない。応募する際に希望金額を記入してもらい、選定後に協議して決める。使用期間は原則3年以上だ。

県営か市営かの違いはあるが、県内で比較的近い施設には、綿半ホールディングス(飯田市)が命名権者になった県営飯田野球場(綿半飯田野球場)の例がある。契約金額は創業年(1598年)にちなんで年159万8000円、使用期間は2025年3月末までの10年間になっている。

市教委や市体育連盟の関係者でつくる選考審査委員会を経て12月ごろ決定し、来年度からの実施を予定している。

命名権は市体育館、清水町体育館、上川テニス場でも募集している。問い合わせは市教委スポーツ課(電話0266・57・2811)へ。

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