上諏訪温泉朝市 有志の手で2年ぶり再開

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再開を喜ぶ常連客らでにぎわった上諏訪温泉朝市

諏訪地方の農業者や店舗が片倉館(諏訪市)駐車場に商品を持ち寄って直売する上諏訪温泉朝市が18日、有志の手で2年ぶりに再開した。新型コロナウイルスの感染防止を考慮して出店数は従来の半分に規模を縮小したが、常連の主婦らが開場を待って行列をつくる人気ぶり。「この日を待っていた」と顔をほころばせて、採りたて、作りたてのトウモロコシやトマト、パン、菓子などを買い求めた。

諏訪湖畔を訪れる観光客や地元住民を楽しませようと、県の呼び掛けで2012年に始まった。近年は出店者の自主運営で人気も定着し、9月まで週末ごとに開いてきたが、昨年、新型コロナの感染拡大で中止を余儀なくされた。

中止していた間も再開を望む声は地域、出店者双方からやまず、コロナ対策を両立させてこの日を迎えた。同市豊田の野菜農家、山田和市さん(59)は、売り台代わりのトラック荷台を取り囲んで開店を待つ客の姿に「本当にありがたい」と感じ入った。障がい者就労支援事業所「森の工房あかね舎」は今年から農作業に力を入れて、野菜を初出品。開店して数分で完売し、期待以上の売れ行きを喜んだ。

訪れた買い物客は「店数は少なくて寂しいけれど、新鮮な品が買えてうれしい。楽しみが戻った」。片倉館の片倉健太郎館長も久しぶりの活気を喜び、「少しずつでも人のにぎわいが戻れば」と願いを込めていた。

朝市は今後9月26日まで、毎週日曜日午前7~8時に開く。

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