個性豊か「湧き出す」芸術 中川村の美術館

LINEで送る
Pocket

上下伊那地域の障がい者たちが制作した作品が並ぶ会場

中川村のアンフォルメル中川村美術館で、上下伊那地方の障がい者9人による芸術作品展「湧き出すワンダーランドVOL.2」が開かれている。自由な発想で制作された個性豊かな絵画や工芸品など約100点が並んでいる。

作品展を通じ、障がい者への理解を深めてもらおうと、同館が企画。県西駒郷(駒ケ根市・宮田村)をはじめ、伊那谷の障がい者支援施設などの利用者らが出品している。

県西駒郷を利用する男性は、キャンパス一面に「ま」の文字を描き並べる。文字の配置や色使いで巧みに表現された作品が、来場者をうならせている。ほかにも、セロハンテープを輪っか状にした大きな不思議なオブジェ、創作した絵本の多彩な色の世界を織物で表現した作品、筆ペンを使って丹念にキャラクターを描き上げた大作、突起物が特徴的な陶芸作品など、独創性あふれる作品が並ぶ。

同館スタッフで、県西駒郷の美術担当職員の小川泰生さん(53)は「見たことのないような作品に、アートの面白さを感じたり刺激を受けたりしてもらえるのでは。障害のある人に関心を持ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。

会場では、出品者の制作風景を撮影した映像を流している。26日には、作品を解説するギャラリートークもある。

10月3日まで(月、水、金曜は休館)。開館時間は午前9時~午後4時。問い合わせは同館(電話0265・88・2680)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP