仙丈小屋テラス完成 雄大な眺望、登山者に開放

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伊那市が南アルプス仙丈ケ岳(3033メートル)直下の「仙丈小屋」に建設していた木製のテラスが完成した。仙丈ケ岳を訪れる登山者に開放し、自由に利用することができる。駒ケ岳や鋸岳など南アの山々をはじめ、八ケ岳や乗鞍岳など雄大な山々の眺望を楽しめる。

市観光課によると、仙丈小屋は1999年にそれまでの石室の避難小屋から建て替えられた。これに合わせて小屋の電力を補うため、風力発電機を設置したが、強風による機器の破損のため、長年にわたって発電できない状態が続いていた。

市は国立公園内の風致景観にも配慮するため、発電装置を撤去し、そのあとに「登山者の憩いの場」となるようテラスを設置した。上伊那産のヒノキを使い、広さは幅10.2メートル、奥行き3メートル。同じくヒノキを使ったテーブル3台も設けた。

事業費は資材運搬や発電装置の撤去費用を含めて約785万円。8月26日に荷揚げ、同31日に発電装置の解体に取り掛かり、今月初めから建設を進めていた。今年度当初予算に事業費を計上し、夏山シーズンに合わせて建設する計画だったが、天候不順のため荷揚げができず、この時期にずれ込んだ。

市は「登山者の皆さんにくつろいでいただき、山々を眺めて疲れを癒やしてほしい」と話している。

仙丈小屋は10月中旬ごろまで営業を予定しているが、新型コロナウイルスの感染状況によっては変更する場合もあるという。

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