駒ケ根市ワクチン接種 歯科医師が実技研修

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練習用のキットでワクチン接種を実習する歯科医師ら

上伊那歯科医師会(村上順彦会長)と駒ケ根市は17日夜、歯科医師による新型コロナウイルスワクチン接種に向けた実技研修を同市の泰成スポーツフロアー(市民体育館)で開いた。同市の集団接種会場に設けられた夜間接種枠で、10月から歯科医師が接種業務に従事するのを前に企画したもので、上伊那南部4市町村の歯科医師を対象に実施。会場での業務や筋肉注射の方法などを確認し、本番に備えた。

若い世代のワクチン接種を促すため、毎週金曜日に集団接種の夜間枠(午後6時30分~同8時)を設けている同市。ワクチンを注射する「打ち手」の確保が課題となる中、現在接種に携わる看護師の負担を軽減するため、上伊那地方の自治体では初めて地元歯科医師会の協力を得ることにした。

研修は17日と24日の2日間、市の集団接種会場となっている同体育館で実施。希望する4市町村の歯科医師が6人ずつ参加する。初日は会場内で一連の流れを見学後、上伊那医師会の前澤毅会長がワクチンの特徴や副反応などについて講義。昭和伊南総合病院(同市)の那須野寿子看護部長が筋肉注射の方法や業務の流れを説明し、実技では練習用キットを使って手順を確認した。

前澤会長は歯科医師の協力に感謝し「夜間枠は12歳以上の子どもの接種にも大切な時間帯。ワンパワー不足だったが、11月末には接種を終えるようにしたい」と期待。研修に参加したユー歯科診療所(同市)の横田克彦院長は「普段麻酔を行っているので手技は大丈夫だが、事務的な仕事が重要だと分かった。コロナの収束はみんなの願い。歯科医師として少しでも貢献できれば」と話していた。

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