中川村議会 議員報酬引き上げ諮問へ要望

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議員報酬の引き上げを審議会に諮問するよう、宮下村長に要望した村議会の山崎啓造議長(中)と中塚礼次郎副議長(左)

来夏に村議選を控える中川村議会(定数10人)は24日、議員報酬について「若年層が世代別に生計を維持できる水準」への引き上げを村特別職報酬等審議会に諮問するよう、宮下健彦村長に要望した。若い世代を中心とする議員のなり手不足問題に直面している村議会が実施した、議員報酬改定に関する住民アンケートの結果で、年代別の生活実態に見合った額を保障する独自案が多数の賛同を得たことを踏まえた。

村議会は、無作為抽出した村内25歳以上の786人を対象にアンケート調査を実施。297人から回答が寄せられ、回収率は37・79%だった。議員報酬の引き上げ方法を選択する設問では、 1.全議員一律で引き上げ 2.59歳以下の議員のみ一律で引き上げ 3.現行報酬額は引き上げず、35~59歳の議員に限り年代別の生活実態に見合った報酬分(例えば40~44歳は4万4000円)を上乗せ 4.その他の意見―の四つの選択肢を提示。最も賛同数が多かったのが、独自案の3で47・1%。次いで、1の24・9%、2の17・2%。「若い世代の報酬が上がれば、議員に立候補したい」との声も寄せられた。

現行の議員報酬は月額で17万5000円。2003年の減額改定以降、据え置きが続く。報酬額の低さが一因となってか、村議選は2010年から3回連続で無投票となっている。同日に村役場で会見した山崎啓造議長は「何とか若い人に議会に参画してもらいたい」と期待。村は今年度中に同審議会を開き、報酬額を検討するという。

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