2021年9月28日付

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「信州の伝統野菜」特設サイトが開設されたというので見ていたら、ダイコンの多さが目に付いた。諏訪ではおなじみの上野大根をはじめ、認定を受けた79種類中12種類を占める。品目別で最も多い「つけな・かぶ」の15種類に次ぐ多彩な大根が県内にはある▼信州の伝統野菜は来歴、食文化、品種特性の3項目について一定の基準を満たしたものを専門家でつくる委員会が「信州の伝統野菜」として選定している。「信州の伝統野菜」のうち、伝承地で継続的に栽培して一定の基準を満たす生産者のグループには「伝承地栽培認定」も行っている▼大根とは逆にイチゴやトウモロコシなど1種類だけ選定された品目もあり、小諸市の御牧いちごは明治時代からジャム用として栽培されていたり、信濃町などの黒姫もちもろこしはリーフレットによると「生産者が少ないため出会えればラッキー☆」だったりと調べていて飽きない▼ところで、これほど多彩な大根が県内で熱心に栽培される理由は何かと考えながら資料を見ていて気が付いたが、後山地大根(諏訪市)、親田辛味大根(下条村)、ねずみ大根(坂城町)など、小ぶりで辛味が強い種類が多い▼多めに選定されている品目では伊那市高遠町の芝平なんばんや高遠てんとうなんばんなどのトウガラシも8種類ある。いずれもそばの薬味に使われる野菜というあたりに答えがありそうだが、どうだろう。

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