太陽光条例改正案年度内施行目指す 富士見町長

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富士見町の名取重治町長は1日夜、町内の旧落合小学校で開いた住民懇談会で、町太陽光発電設備の設置等に関する条例(町太陽光条例)の改正案について、必要な手続きを進めた上で年度内の施行を目指す考えを示した。周辺市町村でも規制強化に向けた関係条例改正の動きが出ている中、個人的な思いと前置きした上で「富士見町はいち早く施行したい」と述べた。

改正案は、事業区域の近接住民と関係区・集落組合からの「同意」(住民同意)を許可要件にすることや、町内全域を「抑制区域」に設定することなどが柱。自然景観や生活環境の保全、防災などの観点から、町として野立ての太陽光発電設備の設置を抑える姿勢を打ち出した。17日までパブリックコメント(意見募集)を実施している。

旧落合小の懇談会で参加者の1人は「町民側に寄り添った、いい改正案だと思う」と評価。その上で、規制強化前の駆け込みを懸念し早急な施行を要望した。これに対し名取町長は、住民意見や法的な助言を踏まえて案を固め、町議会に提出すると報告。12月定例会は「時間的に間に合わない」とし、「どこかで臨時会を開きたい。条例の遡及(そきゅう)適用は難しいとされており、そのことも加味して、出来るだけ早く施行したいと考えている」と述べた。

2日夜に開いた境小の懇談会でも、複数の参加者が改正案について質問。遡及適用の可否、脱炭素社会の実現に向けた考え方などについて尋ねた。

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