上諏訪地区3神社御柱祭 里曳きクライマックス

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手長神社御柱祭の最大の見せ場の石段曳き上げ。先頭の一之御柱がまず諏訪郵便局横の長い石段を豪快に上がった=25日午後5時55分ごろ

手長神社御柱祭の最大の見せ場の石段曳き上げ。先頭の一之御柱がまず諏訪郵便局横の長い石段を豪快に上がった=25日午後5時55分ごろ

中心市街地に大きな掛け声と木やりが響き、それに呼応して御柱を曳く大勢の氏子たち―。諏訪市上諏訪地区の手長、八剱、先宮の3神社御柱祭は25日、里曳きのクライマックスを迎えた。各神社の氏子はにぎやかに曳行。難所をクリアするたびに大歓声が沸き上がった。曳行路周辺では花笠踊りなども華やかに披露され、JR上諏訪駅周辺は祭り一色に染まった。

手長神社御柱祭の最大の見せ場の石段曳き上げは薄暗くなった夕から開始。各区代表が手にしたちょうちんが大きく揺れる中、豪快に4本の御柱が曳き上げられた。

同神社の曳行は2日目。前日に曳き着けた湖岸通り3のホテル前で綱渡りの神事を行い出発。奉賛会の清野善行会長は各柱の前であいさつし「しっかりと今日も(曳行を)お願いしたい」と改めて協力を願った。

周辺はホテルや旅館も多く、観光客の姿も少なくない。会社の仲間と慰安旅行で訪れた女性(40)=東京=もホテル玄関前で見学。「人がころころ転がる御柱(諏訪大社下社御柱祭の木落し)はテレビで見たことはあるが、近くで見るのは初めて。東京では地域一丸となるこうしたお祭りはない」と感動した様子だ。

各柱は商店や飲食店などが多い湖明館通り、並木通りを進む。狭い道から直角に曲がる場所も巧みに操り通過。柱にV字型に付く「かじ取り棒」を短い棒に取り替え、軌道が高いかまぼこ状のJR豊田踏切を通過、国道20号を横断した。

一之御柱が踏切を横断したのは予定時間より早い午後1時半過ぎだった。

諏訪郵便局横の石段の曳き上げが始ま ったのは計画通り同5時半から。先頭の一之御柱は白旗と「これより曳き出し お願いだー」の声高らかな木やりを合図に開始した。

石段は243段あるといい、急傾斜の曳行は勇壮で圧巻だが危険も 伴う。木やりが何度も響き、威勢のいいラッパも後押 しした。「よいてこしょ」「よいさ」と繰り返す掛け声。足元 を気にしながら綱を力いっぱい引く氏子たちは汗だくで曳行。二之御柱は今回、境内入り口の鳥居をくぐり正面から曳き着けた。

26日は3神社とも建て御柱が行われる。

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