「商品開発」実習 諏訪実高でSPH

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上諏訪駅前開発モデルの模型を見て、街づくりに関心を高める生徒たち

上諏訪駅前開発モデルの模型を見て、街づくりに関心を高める生徒たち

諏訪実業高校(諏訪市)は26日、文科省指定のスーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)事業の一環として、2年生の選択科目「商品開発」の2講座を校内外で行った。諏訪の伝統文化や産業を理解し、ビジネス価値につなげる「文化ビジネスの専門家」育成のプログラムを研究する同校。2年生は地域の特質を生かした商品やサービスなどを開発できる資質を育んでいる。

■中野講座 
諏訪6市町村の特産品を生かしたジェラート(氷菓)の開発に取り組む中野講座(中野篤男教諭)の生徒26人は、同プロジェクトを共同企画する専門店・ジェラテリア六花(下諏訪町立町)で販売実習を行った。

生徒の発案から製品となった岡谷の桑葉、諏訪のみそ、茅野の寒天、原のトマトなど10種のジェラートを100円引きの特別価格で販売。来店客の生きた声を聞いた。

小口颯君(16)は「接客や店頭販売は初めてで緊張した」。販売実習を通じて「良い製品を作るのと同じくらい、その良さを伝える発信力が大事だと分かった。今後の勉強や、自分自身のコミュニケーションにも生かしたい」と感想を話していた。

■小平講座
小平講座(小平紀文教諭)の生徒26人は「上諏訪駅前の街づくりを考える」授業を新たにスタート。初回はデザイン事務所経営の平林善雄さん(66)=諏訪市有賀=を講師に「街づくり」に取り組み、商品開発についてや諏訪の産業の歴史、同駅前の現状などを通じて基礎知識を身に付けた。

高校生の視点で駅前の課題を発見し、解決に向け地域の文化を背景にしたお土産(食品)を開発。販売実習などグループで12月まで取り組む。

平林さんは、商品を言葉や絵で伝える手法や独自性の大切さを話し、「短所を長所に変える発想が大事。上諏訪駅前を再浮上させるのは皆さん。ワクワクドキドキのものづくりを」と期待した。

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