「福を招く」器並ぶ サンリツ服部美術館

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吉祥文様をあしらった器を展示しているサンリツ服部美術館の特別企画展

諏訪市湖岸通り2のサンリツ服部美術館は、特別企画展「めでたづくし~福を招くうつわの文様」を開いている。新しい年の幕開けにふさわしく、めでたい兆しや繁栄を意味する吉祥文様をあしらった陶磁器48点を公開し、それぞれの文様に込められた意味をひもとく。27日まで。

吉祥文様とは、魚は豊穣、鶴は長寿、牡丹は繁栄など、古くから動物、植物、文字などに祈りと願いを込めて作り出された、めでたい兆しや繁栄を意味する文様。人々が多種多様な吉祥文様を創造した様子を、実際に使われていた食器や鑑賞用として用いられた器で紹介する。

初公開の「五彩玉取獅子文鉢」は、17世紀、中国の明時代に作られたとされる。雌雄の獅子がじゃれているうちに毛がもつれて玉ができ、そこから子どもが生まれたという言い伝えから、子孫繁栄の象徴として好まれた文様「玉取獅子」が描かれている。獅子の姿を崩して描いたことで、毛がもつれるほど激しく動く様子を巧妙に表現しているという。

出品作品をモチーフにしたぬり絵とシールを、期間中、同館ミュージアムショップで販売する。ぬり絵は1セット5枚入り、シールは1セット6枚入りで文様解説のミニ冊子付き。価格はいずれも200円(税込み)。
 
同館学芸員は「人々の願いが込められた文様があることを知り、コロナでうつうつとした気持ちを華やかな器で癒やして」と話している。

月曜休館。時間は午前9時30分~午後4時30分。入館料は大人1000円、子ども400円。問い合わせはサンリツ服部美術館(電話0266・57・3311)へ。

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