岡谷市今井上向配水池が完成 暫定供用を開始

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竣工検査が行われた今井上向配水池

岡谷市が同市今井に整備した今井上向配水池の築造工事が完成し、10日、現地で竣工検査が行われた。市水道事業基本計画(2015~34年)に基づき水道施設の再構築を図る整備事業の一環で、旧市内と長地地区の水源を統廃合する事業。同日から暫定供用を開始し、来年度以降、給水区域を順次拡大させて24年度からの本格稼働を目指す。

同基本計画では人口減少に伴う給水量の減少や耐震性能を満たさない施設の更新などを課題とし、水源の統廃合による支出の削減や管理の簡素化、施設の耐震化などを進めていく。手始めに市は1925年築造の小井川配水池を更新。小井川浄水場の水と地域内の3水源の水を新たな配水池に集め、各家庭には停電や災害に強い自然流下方式で給水する。併せて28年築造の岡谷配水池を廃止する。総事業費は約17億円。

新配水池築造工事は、今井保育園南側に位置する1947平方メートルの敷地内に、高さ6.6メートル、幅34メートル、奥行き25メートル、容量4800立方メートルのステンレス鋼製の配水池、管理棟などを建設した。工事は岡谷組と中信アスナ諏訪支店が請け負った。

完成した新配水池は小井川浄水場の水を引き入れて暫定的に供用を開始。今後、旧市内・長地地区の3水源からの送水管を整備し、24年度からの本格稼働では市内給水人口の約65%を賄うことを見込んでいる。

竣工検査には関係者約40人が出席。あいさつで今井竜五市長は「最終的に給水人口の65%を賄うとともに、災害時には給水の拠点となる施設。市の安全安心なまちづくりの推進にも貢献できる」と施設の役割に期待した。

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