伝統の「経木」でノート 「やまとわ」が発売

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「やまとわ」が発売した経木のノート

木製品の製造、販売などを手掛ける「やまとわ」(伊那市)が、木を薄く削って作る伝統的な包装材「経木」を使ったノートを発売した。木をそのままノートにし、ページを開くと木目が現れ、ほのかに木の香りも。「いつも手元に小さな森がある、そんな気持ちになるノート」(同社)としている。

経木は主に食品の包装に使われる。同社は地域産材の活用を目指し、地元産アカマツを使った経木を商品化。「信州経木Shiki」としてブランド化を図っている。「包む」以外の使い方も積極的に提案しており、今回はステーショナリー(文房具)ブランド「Shiki bun」として発表した。

「経木はもともとお経を書いたことからそう呼ばれるようになった」といい、「まさに原点回帰の木のノート」と同社。縦15センチ、横11センチのA6サイズ。ページ数は140ページ(経木70枚)。「筆ペンや万年筆でさらりと書きたくなる書き心地とプチ森林浴ができるようなほのかな香りが自慢」としている。

製本は同じ市内で手製本を手掛ける製本会社「美篶堂」に依頼。紙のように薄い経木は繊維の方向に裂けやすかったり、反ったりする特性があるため、手仕事で丁寧に仕上げているという。表紙は葉をイメージした「濃松葉色」。ケースはココア色にし、樹皮を表現した。

価格は1980円(税込み)。やまとわのオンラインストアで予約販売を始め、既に初回生産分500冊は完売した。今後、順次生産、販売していく予定という。

問い合わせは、やまとわ(電話0265・78・2121)へ。

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