県赤十字血液センター諏訪 献血受け入れ終了

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献血の受け入れ最終日に協力する来場者

県赤十字血液センター諏訪出張所(諏訪市清水)は3月31日、施設の老朽化に伴い、献血の受け入れを終了した。今後は病院への供給業務を主に担い、松本供給出張所との合築による新拠点の開所とともに諏訪出張所は閉所する。献血の受け付け最終日は48人が来場し、終了を惜しみつつ、献血に協力した。

最終日の協力者は、従来の1日平均の35人前後を大きく上回った。献血終了の発表以降、献血協力者が多い状況が続いており、3月は1日平均42人だった。最終日に訪れた内山貴尋さん(35)=諏訪市中洲=は高校3年生の時から献血に協力しているといい、「何か社会貢献ができればという思いで機会があるときは献血してきた。ここ(諏訪出張所)は近くて良かったが、今後も商業施設などで献血バスを見つけた際には協力したい」と話した。

諏訪出張所は1967(昭和42)年、当時同市小和田にあった諏訪赤十字病院の施設内に開設。現在の諏訪赤十字看護専門学校の建物に移った後、90(平成2)年に現在地に移転した。諏訪と松本の出張所がいずれも老朽化したことから、松本市の長野道松本インター近くに整備する新拠点に諏訪出張所が持つ輸血用血液の病院への供給機能と献血バスの運行機能を集約し、献血ルームの機能は松本献血ルームに引き継ぐ。

諏訪出張所での献血には長年、地元住民や消防団、奉仕や同業者でつくる団体組織が積極的に協力してきた。これまでに延べ18万7600人余が献血した。百瀬克彦所長は「多くの皆さんの長年にわたる協力に感謝の気持ちでいっぱい。諏訪地方の皆さんのおかげで多くの患者の命が救われた。献血バスの運行は当面、当相談所が行うので引き続き協力をお願いしたい」と話した。同出張所で受け付けていた骨髄バンクのドナー登録は4月から県諏訪保健福祉事務所(諏訪市)が引き継ぐ。

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