訓練士体験受け入れ 宮田の日本聴導犬協会

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日本聴導犬協会の訓練を体験する参加者

宮田村町三区の日本聴導犬協会(有馬もと会長)は、聴導犬や介助犬の訓練を体験できる「訓練士体験」の受け入れを始めた。長引く新型コロナウイルスの影響で運営を支える寄付が減少する中、一般の希望者に協会の取り組みを知ってもらうことで活動を全国に発信、普及させる狙い。初めて受け入れた福島県の家族3人が4、5の両日、同協会を訪れ、各種訓練や犬のケアなど訓練士の日常を体験している。

体験プログラムは2日間の日程。同協会の訓練士らが施設内や屋外での訓練、犬の食事作りなどを指導する。初日は物を落としたり、靴下を脱いだりする際に必要な支援や緊急時の避難など、聴導犬・介助犬に求められる動作の訓練を見学し、実際に体験した。

福島県福島市の小学4年生の児童(9)は両親と3人で参加。学校の推薦図書を通じて協会の活動を知ったといい「本を読んですごいと思い、訓練に興味を持った。(犬が)ちゃんと合図してくれたり、場所に連れて行ってくれる」と目を輝かせていた。

5日は犬の朝食作り、屋外での歩行、買い物、バスの乗車などを訓練する予定。体験終了後は聴導犬大使の認定書が交付される。

同協会によると、新型コロナウイルスの影響により寄付を中心とした協会の収入は約35%減少。昨年度はクラウドファンディングや行政の補助事業を活用して減少分を補ったという。有馬会長は「体験すれば訓練で何をやっているか分かってもらえると思う。聴導犬や介助犬を身近に感じてもらえるきっかけになれば」と期待している。

訓練士体験(1~4人)の参加費は5000円。問い合わせは同協会(電話0265・85・4615か85・5290)へ。

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