中川村議選 4期連続無投票で10人決まる

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任期満了(23日)に伴う中川村議選(定数10)は2日に告示された。出馬を表明していた現職、新人の合わせて10人が立候補を届け出て、2010年以来となる4期連続の無投票当選が決まった。村選挙管理委員会は8日に村役場で開く選挙会で当選を確定し、当選証書を付与する。

無投票当選したのは現職7人、新人3人で、うち女性は1人。党派別は立憲民主、共産が各1人で、残りは無所属となる。地区別だと大草区は美里、三共が各1人、葛島区は柳沢、葛北が各1人、片桐区は中通、南田島が各2人、牧ケ原、中央が各1人。年代別では30代と40代が各1人、60代が5人、70代が3人。

今年3月議会で議決された議員報酬改正後、初めてとなった今回の村議選。若い世代を中心とする議員のなり手不足解消を目的とした改正だったが、告示直前まで定数割れの状況が続いた。最終盤になり、いったん引退を表明していた現職が出馬することで、やっと定数に達した。”なり手不足”という課題が改めて浮き彫りとなる形となった。
 
30代、40代の新人各1人が当選する一方、ベテラン議員の引退で議員の平均年齢は改選前の71・2歳から64・1歳となり、若返りに一定の効果はあった。報酬改正は、現行報酬に年齢段階に応じた生活保障的な報酬を上乗せするもので、若い世代の村政参画が狙い。新人議員からは歓迎する声も聞こえたが、積極的な参加を促すに至っていない。

4期連続無投票となった結果に、村民らからは「選挙は多様な意見を聞くいい機会だったので残念」などの声も聞かれた。村選管によると、データが残る1958年以降、無投票がこれだけ続くのは初めて。4年後に向けて若い人をはじめ、多世代の村政参画が積極的に行われるよう、今後も人材の発掘・育成が求められそうだ。

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