井月広めた功績刻む 堀内さんの碑除幕

LINEで送る
Pocket

堀内さんの功績を刻んだ顕彰碑を除幕する関係者

堀内さんの功績を刻んだ顕彰碑を除幕する関係者

井上井月顕彰会の初代会長で、2015年1月に94歳で亡くなった堀内功さんの功績を後世に伝えるための顕彰碑が完成し、19日、故人の出身地伊那市で除幕式が行われた。約40人が参列し、郷土を愛し、放浪の俳人井上井月を世に広めた堀内さんの偉業を改めてたたえた。

故人が継いだ堀内家に隣接する同市美篶笠原の空き地(堀内家所有)に、台座を含めた高さ約2・6メートルの顕彰碑と副碑を建立。碑文には堀内さんの経歴や功績を刻み、井月が詠んだ「西方の花をこゝろの首途かな」の句を添えた。施工は唐木屋石材工芸。

堀内さんは同市美篶笠原出身。井上井月顕彰会が発足した08年から会長を務め、映画「ほかいびと」(11年、北村皆雄監督作品)の制作や「井月全集」の刊行、上伊那各地への井月碑の建立などの活動に尽力。歴史建造物や史跡の保存、整備など郷土の文化の発展にも尽くした。

今年3月、井上井月顕彰会(北村皆雄会長)、蟻塚城跡保存会(櫻井裕記会長)、堀内さんゆかりの同市美篶青島地区の有志らを中心に顕彰碑建立実行委員会を組織し、賛同者を募って建設を進めていた。実行委員会の高橋正行代表(71)=同市手良中坪=は「堀内さんの精神がここに刻まれたことをうれしく思う」と述べた。

おすすめ情報

PAGE TOP