きれいな里山「喜び、誇り」 原、茅野の有志

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原村、茅野市内の60~70歳代の男性有志が、樹木の手入れが出来なくなった所有者に代わって間伐や除伐作業を請け負うボランティアで活躍している。気の合う友人が集まり、「地域住民の役に立ちたい」と始め、伐採木はまきやチップにして地域の人たちに提供したり、自家消費で余すことなく利用。高齢化した山所有者を支えて里山や林の荒廃を防ぎながら、木材資源を活用する地域内循環の仕組みづくりに貢献している。

活動は5年ほど前にスタートした。メンバーは11人で、大半が他地域からの移住者。当初は、自分たちの力を地域で生かして住民に溶け込み、自宅ストーブのまきの調達にもなれば―という気軽な気持ちで始めた。その後、知人らの口コミで作業依頼が徐々に増えたため一昨年、有償ボランティアの組織「杣人(そまびと)の会」を設立。活動に本腰を入れ始めた。

住民からは、所有林の間伐のほか、道路に掛かる支障木や大きくなり過ぎた庭木の伐採などの依頼が寄せられる。近頃は、地元を離れて県外に住む土地所有者からの支援希望も増えてきたという。

役員の小林明仁さん=原村中新田=は、「自分たちの活動できれいになった林を見ると喜びと誇りを感じる。仲間と酒を飲みながら仕事の成果を語り合うのが何よりの楽しみ」と話す。

メンバーの伐倒技術が上がり、活動が軌道に乗ってきたことから、今後は行政や地区の里山整備の作業に協力するなど活動の幅を広げていきたい考え。

会代表の中谷博光さん=原村原山=は、「原村は『日本で最も美しい村連合』に加盟し、景観整備に力を注いでいる。活動を通して貢献できれば」とし、新たな仲間も募っている。

活動の問い合わせは小林さん(電話090・6793・1490)へ。

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