女性プラザなど4施設閉館へ別れの会 伊那市

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今月末で閉館となる伊那市の文化、体育関係4施設のお別れの会が27日、同市西町の女性プラザ伊那と勤労青少年ホームで行われた。西町のウエストパーク管理センター、西春近のサンライフ伊那を合わせた4施設の利用者ら約70人が参加し、長年の利用に感謝。利用者グループが手話ダンス、吹奏楽演奏を披露し、施設に別れを告げた。

ウエストパーク管理センターが入っていた県伊那勤労者福祉センターは1975年に開館し、2001年に県から市へ譲渡された。勤労青少年ホームは76年に、女性プラザ伊那(当初は働く婦人の家)は83年に開館。サンライフ伊那(当初は伊那中高年齢労働者福祉センター)は81年に開館し、2003年に国から市へ譲渡された。

いずれも昭和50年代の建設で30年以上を経過して耐震化工事が必要なことや、利用者が横ばいから減少傾向にあったことなどから、市は閉館を決めた。

ウエストパーク管理センター、勤労青少年ホーム、女性プラザ伊那は今夏に取り壊し予定。跡地には、新たに防災拠点施設(2018年度完成予定)を整備し、近くの伊那消防署、上伊那広域消防本部などと合わせ、一帯を「防災エリア」とする計画。

施設を 管理運営する市振興公社理事長の林俊宏副市長はあいさつで、新たな防災拠点施設について「いざというときは防災の拠点になるが、平時は勤労者の皆さん、文化、体育施設の拠点として使われれば」とし、「これまでの利用に感謝する」と述べた。

利用者を代表して「まほら共の会」の竹中則子さんは「建設当時は女性の働く場所がなく、家庭でも自分の地位が見出せない時代だったので、施設(働く婦人の家)ができたときは、うれしく感激した」と振り返った。

演奏を披露した伊那市民吹奏楽団の北條崇博団長は「勤労青少年ホームが開設したときに伊那吹奏楽団として活動を始め、一緒に歩んできた。活動を支えてもらって感謝している」と述べた。

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