2018年2月24日付

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ワークプラザと呼ぶ施設には、絵画や書、写真のほか、女性部員が活動の一環で取り組んだという作品が並んでいた。22日まで開かれていた伊那広域シルバー人材センターの会員作品展。手工芸作品は紙で作った傘、根付け、巾着袋、花かごと多彩で、見ていて楽しかった▼会員の創作活動について事務局は、「働くこと」と併せて大事にしている「健康で生きがいのある生活の実現と充実」のための取り組み―と強調していた。センターで得られることは仕事だけではないようだ。仲間ができ、「私には何もできないから…」という人でも、新たな趣味を発見する機会になると紹介している▼センターが大切にする「生きがいのある生活」とはどういうことか。働くことの喜びを感じることができるような生き方や趣味を楽しむことができる生き方に、それを見いだす人もいるかもしれない。人とのつながりや、誰かの役に立っていると感じることができることも重要な要素になるのだろう▼定年退職後、静かな環境を求めて都会から地方に移住した人の話を聞いた。単身で暮らすその人は、寂しさを解消するためにシルバー人材センターに入会したそうだ。とはいっても仕事を思うようにこなせる年齢でもない。なのになぜ…▼ときどき届く会報や研修・行事のお知らせ、「出席してほしい」という誘いもうれしい。求めているのは社会とのつながりだった。

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