道路整備に不満 諏訪市の転出者アンケート結果

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諏訪市は10日、人口減少抑制対策に生かそうと転入、転出者に実施したアンケートの結果を庁内会議で報告した。転出者に「諏訪市に住んでいて不満だった点」を聞いたところ「道路などの都市基盤整備」が最多の20・7%で、改めて道路整備に不満を持つ人が多いことが浮き彫りになった。一方、満足していた点は「買い物環境」がトップだった。

転出者の不満の2番目は「公共交通環境」。循環バス「かりんちゃんバス」の現状などに課題を感じる人がいることがうかがえる。満足した点で「買い物環境」が多かった理由について市は、市内の商店数の多さを挙げる。ただ「買い物環境」は不満の3番目にもなっており、車を運転しない人が不便に感じることなどが考えられる。

転出の理由では就職や転職、転勤など「仕事の関係」が最多の61・0%を占めた。回答した転出者250人の中で県内への転居は58・8%の147人。うち59人が諏訪地域の他市町村に移り住んだ。

転出理由について、2世代世帯の人が「住宅の都合」を挙げる割合が28・9%と「単身」9・3%、「夫婦」23・1%より高かった。市は、地価の高さなどから持ち家購入は市外に求める可能性があるのではと推測する。

市役所で開いた第5次総合計画後期基本計画策定委員会で市企画政策課が説明した。同課の担当者は「移住施策や個別事業に生かしたい」とし、転入者は若い世代が多いことから、Uターン者を含め「若い人が働ける場所の確保が重要」と話している。

アンケートは転入、転出それぞれの理由などを把握しようと初めて実施した。2015年2月1日から16年2月末まで、市民課窓口で住民票の手続きをする際に調査票を配った。転入者202人、転出者250人から回答を得た。

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