火災から文化財守れ 旧竹村家住宅で訓練

LINEで送る
Pocket

消防職員の指導で消火器による初期消火訓練に臨む駒ケ根伊南シルバー人材センターの職員=後方は旧竹村家住宅

駒ケ根市の駒ケ根高原にある国指定重要文化財「旧竹村家住宅」で23日、文化財防火デー(26日)に合わせた消防訓練があった。市教育委員会や同住宅指定管理者の駒ケ根伊南シルバー人材センターの職員ら約20人が参加。上伊那広域消防本部伊南北消防署の指導で避難や消火の訓練を行い、万一の事態に備えた。

訓練は、施設内に見学者がいる状況で住宅北側の土手から火災が発生したという想定で実施。管理人が「皆さん火事です。広いところへ逃げましょう」と避難を呼び掛ける一方、119番通報により駆け付けた消防車と施設内にある放水銃で放水をした。

消火器による消火訓練では燃え上がる灯油の炎に向けて職員が順番で消火剤を噴射した。同センター施設管理室の林憲明室長(71)は「訓練で消火活動の技術や心得を身に付け、大切な文化財を火災から守りたい」と話した。同署の赤須一郎消防司令補(46)は「火災を出さないことが一番だが、出火した場合は1に人命救助、2に初期消火で被害を最小限にとどめてほしい」と呼び掛けた。

おすすめ情報

PAGE TOP