国道153号バイパス整備 期成同盟会設立

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設立総会で手を携えた4町村の首長、議長ら=飯島町文化館

飯島町、中川村、下伊那郡の松川町、高森町は10日、飯田市上郷に設置されるリニア中央新幹線の県駅と飯島町本郷間の国道153号をバイパス整備で改良することを目指し、「国道153号伊那バレー・リニア北バイパス改良促進期成同盟会」を設立した。飯島町文化館で設立総会を開き、リニアや三遠南信道の開通を迎える新たな時代への対応として、自動運転車専用レーンを有した規格で道路整備を求めていくことを決議した。

会長に就いた下平洋一飯島町長はあいさつで、構想する自動運転交通システムの姿を説明。伊那谷を縦断する国道153号バイパスを、自動運転車専用レーンを設けた基幹公共交通と位置付け、道の駅などを拠点にした市町村内を循環する地域公共交通に接続させるとした。「全国に先駆けた未来志向の新交通システムで、リニア県駅へのアクセスを最先端の自動運転にする。新たなライフスタイルの創造と、リニア利用者を迎えるにあたって大いに魅力的」と続けた。

顧問に就いた宮下一郎衆議院議員は祝辞で、「人手不足なども解消する最新の自動運転システムを取り入れ、大変素晴らしいアイデア。ルート実現に向けて一緒に頑張りたい」と述べた。

国道153号の改良では、昨年11月に飯島町本郷と駒ケ根市北の原を結ぶ伊南バイパス9.2キロが開通。そこから伊那市青島に向けて北に伸びる伊駒アルプスロードが2月に県の都市計画道路に決定し、3月には国予算に直轄権限代行の調査費が計上されている。飯田市でもリニア県駅に接続する部分や飯田南バイパスの調査が始まっているが、高森町下市田と飯島町本郷の約18キロは現時点で改良計画がない空白区間となっている。

飯島町の主導で4町村は2017年から「国道153号下市田・本郷間改良促進勉強会」を設置。今回同盟会に格上げして、リニアや三遠南信道の整備効果を伊那谷全体に波及させることを訴え、国道153号の一体的整備を求めていく。

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