2019年8月27日付

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8月19日の夜、局地的な大雨により、岡谷市と下諏訪町で同時多発的に水害が発生した。いたるところで水路はあふれ、道路は水浸し。我が家の前の道路も激しい雨で冠水し、自宅敷地内の庭は川と化した。押し寄せる水になすすべもなく、水の力の恐ろしさを思い知らされた▼近年、全国各地で水害や土砂災害が頻発している。これに伴い気象庁などは今年5月から新たな防災気象情報の運用を開始した。これにより「警戒レベル情報」には気象庁が出す「防災気象情報」と市町村が出す「避難情報」の2種類ができ、情報が出ても避難すべきか住民を迷わす事態になっている▼運用開始後の7月、茅野市内で初めて「警戒レベル4相当」が発令された。速やかに全員避難―とする避難情報の「レベル4」だと思い水害発生場所へと向かったが、氾濫危険情報や土砂災害警戒情報を伝える気象庁の「レベル4相当」だった▼警戒情報は住民が自主的に避難行動をするために必要とされる情報にもかかわらず、かえって混乱を招いている気がしてならない。こんな状況で避難情報「警戒レベル4」が出されても、速やかな避難につながるか心配でならない▼とは言え、最終的に自分の命は自分で守ることが最も重要。身に危険を感じる大雨の時は、不要な外出は控え、異変を感じたなら直ちに指定の避難所に向かうのが賢明。自己防衛が必要なことを肝に銘じたい。

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