八島ケ原湿原 深まる晩秋の色

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紅色がきれいなマユミの実。遊歩道で立ち止まる観光客が目立った

下諏訪町郊外にある八島ケ原湿原(標高約1630メートル)で、草が色づく「草紅葉」や紅色の実を鈴なりにつけるマユミが見頃に入っていて、晩秋の趣を濃くしている。久しぶりの晴天が広がった23日は、多くの観光客らが訪れ、遊歩道を散策していた。

八島ビジターセンターあざみ館によると、今年は春先の雪で地温が上がらず、草花は全般に遅かった。草紅葉も例年より遅れて今月10日頃からシダやスゲの仲間が色づき始めた。マユミは遊歩道沿いなどにあり、色目の少ない秋の湿原で写真愛好者の格好の被写体になっている。11月初めまで楽しめそうという。

家族で訪れた神戸市の竹中ミドリさん(74)は遊歩道を歩き、「草紅葉も池の雰囲気も湿原らしくて素晴らしい。天気も良くて気持ちが良かった」と話していた。

この日朝の最低気温は5・1度。季節が進むとさらに気温が下がり、草紅葉をはじめ一帯が色を失って冬を迎える。あざみ館も11月4日を最終日に冬季閉館に入る。

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