「飛び地」つないでマーケット 辰野町

LINEで送る
Pocket

「トビチマーケット」とプレ企画をPRする山下さん(右)、渡邊さん

辰野町の一般社団法人「◯と編集社」と町は12月7日、JR辰野駅前の下辰野商店街で空き店舗活用イベント「トビチマーケット」(長野日報社など後援)を開く。通りに点在する空き店舗や空き地を資源としてとらえ、各物件を”飛び地”形式でつないだエリアで1日限定の複合出店を行う企画。県内外から飲食や雑貨など計35店が集まり、商店街の将来イメージを共有しながら来場者と交流する。今月23、24の両日には、会場の空き店舗でプレ企画を行う。

同法人は今年度、人口減少や市街地空洞化といった地域課題を踏まえ、新たな経済圏構想「トビチ商店街」を提案した。商店街全体をコミュニティー空間に位置付け、飛び地型の空き店舗を希望者の随時出店で無理なく活用したり、徒歩や自転車で巡れる小さな通りと既存店舗の価値を再定義したりするなどの内容だ。県の商店街魅力づくり応援事業に採択され、第1弾でトビチマーケットを企画した。

イベントは午前10時~午後3時に開く。10年後につくりたい商店街をコンセプトに、延長約800メートルの商店街で空き店舗12カ所と空き地4カ所を開放。飲食に服飾、雑貨、書籍と多様な事業者が共同利用で品物を販売し、クラフト作家のワークショップも行う。会場の旧呉服店・角十では、まちづくり企画やフリーマガジン編集に携わる専門家3人のトーク(午前10時30分と午後1時の2回、予約制で参加費1000円)もある。

プレ企画は23、24の両日午前10時から、角十で開催。参加者が店舗の準備清掃を行い、片付けた家具や衣類、おもちゃなどを「お宝」として競売で持ち帰ることができる。落札後、競売金をイベント運営費とする。信州大学の学生グループで、空き家活用や災害ボランティアなどの活動を進める「ボヘミアン珈琲」が共催し、参加者にハンドドリップのコーヒーを振る舞う。22日までの申し込みが必要。

トビチマーケットを担当する同法人理事の山下実紗さん(26)は「イベントでトビチ商店街の具体的なイメージを示し、理解者と協力者を増やしたい。気軽に足を運んでほしい」とする。ボヘミアン珈琲の渡邊比呂さん(21)=信大人文学部3年=は「下辰野商店街で面白い企画が進行している。ぜひ仲間になって」と呼び掛けている。

申し込み、問い合わせは山下さん(電話090・5756・8474)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP